海外だより

レース価値を考える

今週末はアメリカ三冠レースの最終関門ベルモントSが行われます。皐月賞から菊花賞まで足かけ7カ月を費やすロングランな日本とは趣きを変えて、5月第1土曜のケンタッキーダービーに始まってプリークネスS、ベルモントSまで、ほぼ1カ月で完結させる短期決戦の厳しいローテーション、さらにダート競馬には珍しい長丁場...

日本馬不在のロイヤルアスコット

来週火曜18日、英王室が主催する伝統のロイヤルアスコット開催がいよいよ開幕、22日までの5日間に8つのG1を含む全35レースが行われます。残念にも今年は日本調教馬の参戦はなく、JRAによる日本での馬券発売もありません。自然をそのまま取り込んだようなコース設計が特徴で、日本のようにきめ細かく整備の行き...

ディープが輝いたロイヤルアスコット

初夏6月の風物詩・ロイヤルアスコットは、きょう21日で後半戦に突入する開催4日目を迎えます。長い歴史を物語るように様々な記録やエピソードも次々と誕生して、大変な盛り上がりを見せているのは流石です。ロイヤルアスコット開催を我が子のように慈しみ、誰よりもこの季節を心待ちにしていらしたエリザベス2世女王も...

〝三冠〟の価値がよみがえる

競馬の華・ロイヤルアスコットが大盛況のうちに幕を閉じました。開催5日間で27万人(火曜日から土曜日まで平日続きの5日間に1日平均5万5千人オーバーというのは凄い数字です!)を超える大観衆が馳せ参じ、続々と次代のスターホースが現れたのが、頼もしくもあり、また〝競馬の母国〟の底力がズシーンと腹に響き渡り...


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