桜通信

2016年4月1日 / 曇り 18.0 ℃ / 11.0 ℃

先週咲き始めたソメイヨシノも春の陽気に後押しされ、次々につぼみを開花させており、3分咲き程度だった先週とくらべ5~6分咲きと順調な開花状況です。
今週末から来週にかけてお花見はピークを迎えそうです。
ただ、週末からあまり天気がよくない予報が出ていますから、お花見も天気と要相談になりそうですね。

競馬場正門前のソメイヨシノは8分程開花し、競馬場内の向こう正面のソメイヨシノも6分咲き程まで開花しています。
天候次第では、中山最終日の皐月賞を満開の桜の中、観戦できるかもしれません。

染井吉野(向正面)

今週ご紹介する桜の名所は、千葉開府の地にあたる千葉市亥鼻公園です。
園内にある亥鼻城(郷土資料館)と桜のコラボレーションは圧巻だそうです。
大治元(1126)年に千葉介常重が大椎城から移転して築城したのが亥鼻城で、常重の子 常胤の代で源頼朝が伊豆で挙兵すると、常胤は石橋山合戦で敗北し、安房に敗走した頼朝を手助けし、鎌倉幕府樹立に大きく貢献したそうです。

染井吉野(正門前)

その後、千葉氏宗家は衰退の一途をたどりますが、続きが気になる方は実際に現地へ赴き、桜と共に千葉の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

×