委員会報告・行事報告
第8回研修委員会
- 10月18日より行う帯広ばんえい競馬視察の実施について協議を行いました。
- 12月に中山競馬場にオーナーとその家族を招いて「中山オーナーズデー」を開催することを協議しました。
この催しは、多くの方に競馬の楽しみを理解してもらうために始められました。
毎回300人ほどの参加者が一日競馬を楽しまれており、今回はさらに多くの方が参加されるよう応募範囲を拡大することになりました。
十勝ばんえい競馬視察
10月18日に十勝ばんえい競馬の視察を会員と関係者59名で実施しました。
競馬サークル全体は大変厳い状況にあり、ばんえい競馬も存続の危機に直面しております。
そのような中ばんえい競馬では一部の業務を民間へ委託し、スポンサー競走の実施など数々の打開策を打ち出し、懸命に立ち直るきっかけをつかもうとしており、中央競馬も見習うべき事が多数あると思われました。
とくに、競馬場の隣接地に十勝の名産品をそろえた物産店〝とかちむら〟を本年3月にオープンし道内外から多数の観光客を呼び寄せ、500円以上お買いものされた来場者には競馬観戦の特典が与えられるなどの効果により、当協会が訪問した前日の17日(日)にはピーク時を超える7000人もの入場者を記録したとのことです。
残念ながらこの効果は売上増にはまだつながっていないようですが、ビギナーズコーナーを設置して新規ファン獲得には万全の体制で、いつかはその結果が出ると期待しています。
視察では〝中高年の星〟と話題の復活馬〝ゴールデンバージ号〟との対面が実現し、同馬を復活させた山田調教師とも懇談することができました。
日本馬主協会連合会 企画・予算委員会
- 平成23年度賞金・諸手当等の大枠である競走事業費の折衝がJRAとの間で行われ、中央競馬の売上が厳しいことが影響し、折衝は大変厳しい決着となりました。
折衝は3回に分けて行われ、平成22年度予算額(1253億400万円)に対して当初40億2300万円の減額が提示され、競馬サークルの厳しい現況を理解しつつ、競馬の根幹をささえている馬主の権益を守るための折衝を根強く行った結果、減額幅を29億8000万円に食い止め、1223億2400万円で決着いたしました。
また、この折衝において少頭数所有馬主への影響を抑えることを優先課題として、未勝利競走本賞金の減額は最低限に抑え、事故見舞金の減額は一切認めませんでした。
この企画・予算委員会には各馬主協会の会長が出席し、全ての馬主の代表としてJRAと折衝に当たっています。
(当協会は西川 賢会長が出席しています。)
第6回広報委員会
- 来年2月に発行する会報の発行について協議を行いました。
この会報は定時総会を控えた時期に会員へお送りするため、当協会の事業活動の内容を詳しく掲載し、総会において活発な意見交換を行い、より良い協会にするように喚起を促すものとします。 - 本年10月1日に公開した当協会ホームページの指摘・改善事項について協議を行いました。
会員や閲覧された方へ、有益で楽しい情報が常にお届けできるようさらに研究をしていくことを協議しました。