京雅の沓冠
（和歌）

2023.7.20

隠れたメッセージは「函館の　締めパーク」

＜京雅さんの和歌【沓冠】の解説＞
先週は函館競馬が最終日を迎え、締めくくりとなる伝統の競走・函館記念が行われました。
ローシャムパークは中団後方よりに控えて末脚温存。４コーナーで他馬の手応えが悪くなる中、外目を持ったまま進出。直線手前でＧＯサインが出ると、軽快な末脚で伸びを見せ、素晴らしい走りで、直線が短い函館競馬で２馬身差の完勝となりました。
ローシャムパークはデビュー以来、掲示板を外したことがない安定の成績。今年もこれで４戦３勝。「函館の　締めパーク」、ローシャムパークが勝利で函館開催を締め、更なる大舞台へと羽ばたいて行きました。

※ 【沓冠】とは・・・　沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。

※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。

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