京雅の沓冠
（和歌）
「夢舞台 いざ進む」（秘められたメッセージ）
＜京雅さんの和歌【沓冠】の解説＞
キーンランドカップからＧI・スプリンターズステークスへ、という夢を追い、頂を目指すスプリントの猛者たちが札幌に集結しました。
北海道ならではの洋芝の舞台を味方につけたのは、同じ洋芝の函館スプリントステークスで勝利しているサトノレーヴでした。
１番人気に支持されたナムラクレアが最内でもがく中、サトノレーヴは馬場の中央から脚を伸ばし一気にゴール板に駆け込みました。
レーヴは「夢」という意味。北海道２戦の好走で一気に夢舞台への切符を掴みスプリンターズステークスへと歩みを進めたサトノレーヴでした。
※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。
