京雅の沓冠
（和歌）

2024.1.18

「勝ち見えた　クラシック」（秘められたメッセージ）

＜京雅さんの和歌【沓冠】の解説＞
クラシック１戦目の皐月賞と同じ舞台で行われた京成杯。皐月賞に向けて賞金を加算したい14頭がゲートインしました。

栗東からはるばる遠征したダノンデサイルは外枠も苦にせず好位で追走すると、直線で外に出して伸びを見せ駆け上がって行きます。アーバンシックが後方から迫るも、３／４馬身差で優勝しました。
クラシックという大望へ向けて陣営は笑顔溢れる勝利となったことでしょう。そして、皐月賞と同じ舞台の重賞ウィナーとして、見えてきたクラシック制覇の夢、まさに秘められたメッセージの通り「勝ち見えた　クラシック」でしょう。

※ 【沓冠】とは・・・　沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。

※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。

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