京雅の沓冠
（和歌）

2023.11.23

隠れたメッセージは「乗り替わり　ナミュール」

＜京雅さんの和歌【沓冠】の解説＞
　ムーア騎手からの乗り替わり・代打での騎乗となった藤岡康太騎手。「プレッシャーを感じていましたし、ホッとした気持ちです」と語っていましたが、レース中はナミュールを見事にエスコート。堅さは消えて立派に差し切りました。
　ナミュールも前走・富士ステークス勝利からさらに一段階成長。後方２番手から、前を行く馬を見て、一気の加速。GI挑戦８度目にして、ようやく「私はスター」と頂に登り詰めました。
　「乗り替わり　ナミュール」今回、乗り替わりでのGⅠ制覇。果たして次走の鞍上は！？ナミュールの今後は、誰が背に乗るか、も注目の的となりそうですね。

※ 【沓冠】とは・・・　沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。

※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。

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