京雅の沓冠
（和歌）

2023.10.12

隠れたメッセージは「栄光は　エルトンに」

＜京雅さんの和歌【沓冠】の解説＞
　多くのＧI馬や名馬達を送り出している秋の東京伝統の重賞・毎日王冠。今年も天皇賞(秋)や海外ＧI制覇などを目指す精鋭１２頭が集結しました。
ソングライン、シュネルマイスターといったＧI馬(エース)を相手にこのレースを制したのは３歳馬のエルトンバローズでした。
先行集団から直線で素晴らしい脚で抜け出すと(いざ良く駆ける)、迫るＧI馬達を相手にしても、勝負はこれから！、と万全の状態で、もう一踏ん張り。接戦の末、ハナ差残して晴れて優勝(トップ)に。４連勝で一気に毎日王冠を制したエルトンバローズ。次なる栄光は生えあるＧI制覇でしょう。
「栄光は　エルトンに」次走の走りも注目です。

※ 【沓冠】とは・・・　沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。

※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。

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