京雅の沓冠
(和歌)


隠れたメッセージは「ダイヤ勝ち 輝いた」

<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
3歳マイル王の称号を目指しゲートインした17頭の精鋭の中から先頭でゴール板を駆け抜けた駿馬は、東京マイルコース2戦2勝と相性抜群のシャンパンカラーでした。雨中の東京競馬場の坂をやる気満々で快走し、力を出し切りました。
馬名のシャンパンカラーは「最上級のダイヤモンド」という意味。オーナーの青いダイヤモンドの勝負服を身に纏ったシャンパンカラーが馬名通り、マイル王という最上級の輝きを手にした瞬間でした。


※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。

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