京雅の沓冠
(和歌)

「愛馬勝つ 亡き殿下」(秘められたメッセージ)
<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
今年の東京競馬を締めくくる大一番、ジャパンカップが行われ、世界一のレーティングのカランダガンが、2005年のアルカセット以来となる海外調教馬の優勝をもたらしました。
慌てず道中は中団待機で、直線に向いてから、いざ追い出し開始。抜群の末脚を見せると、最後は3歳で天皇賞・秋を制したマスカレードボールとの激戦を制しました。
世界一の実力に衝撃を受けただけではなく、ゴール板通過後に表示された「レコード」という文字で、再び東京競馬場では歓声が上がりました。
カランダガンの馬主はアガ・カーン・スタッド。今年2月に亡くなったアガ・カーン殿下に捧ぐ勝利となりました。
※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。