京雅の沓冠
(和歌)


「秋に向け 視界良し」(秘められたメッセージ)

<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
東京競馬場の5週連続GI開催が終わり、春から夏競馬へと移ろう競馬サークル。今回は、秋に向け飛躍を期す馬たちが集結したエプソンカップをピックアップ。
1番人気に支持されたレーベンスティールは、前走・新潟大賞典大敗から巻き返しを狙う一戦。3歳のセントライト記念では皐月賞馬にも完勝している実力馬。
道中は先行集団に位置し、脚を溜めると、最後の直線では、前を行く馬たちを逃すまい、と鮮やかな末脚を繰り出し、軽快に差し切りました。
賞金加算もできたことで、秋に向け余裕のあるローテーションが組めそうです。「秋に向け 視界良し」レーベンスティールのGI馬へのチャレンジは秋競馬へ続きます。


※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。

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