会長通信 西川会長の活動通信

西川会長の「オーナーだけが知っている」今週のコラム:『スポーツ報知』2022.5.28 掲載

G1前日発行の『スポーツ報知』で当協会西川会長が、コラム「オーナーだけが知っている」を連載しています。当協会会長の立場だけでなく馬主の視点から競馬内外の話題をお届けしています! 紙面の一部を紹介します。

『ダービーウィークの木曜日のことです。公私ともにお付き合いさせていただいている野田順弘オーナーからお電話をもらいました。「やっぱり日本ダービーですので、私の一番の友人を連れて行きたいのですが…」とおっしゃるので、私は「堂々といらっしゃって下さい。勝つのはダノンベルーガなんですから」と“本音”をお伝えしました。それほどに熱がこもるのが、ダービーというものです。

そもそもこのコラムで「義理人情馬券」を推奨しているのは、勝負事が義理と人情の浪花節の世界だからこそです。私は幼い頃から西川興行社(現・新栄プロダクション)に所属する多くの浪曲師に囲まれて育ち、決して義理を欠かしてはならないと教わりました。

競馬の世界も相撲と同じでしょう。昔から「尾形藤吉一門」「武田文吾一門」ほか一門制と言われるように師匠と弟子がいて、ハングリーな愛情の深い指導で人を育ててきました。今年の皐月賞を勝った福永祐一騎手について、師匠の北橋修二元調教師は「祐一がうまく乗っても、一度もほめたことがない」と昔は言っていました。このほど黄綬褒章を受章した柴田善臣騎手も、厳しい叔父の柴田政人さんからどなられるのを私は見たことがあります。その愛があって、みんな大スターになってきたのです』(以上紙面より)

今週は3歳頂点を決める・ダービーです。『ダノンベルーガの皐月賞は最内枠があだになっただけで、負けて強しの4着でした。今やトップジョッキーの勝負師・川田騎手が燃えないわけがありません。共同通信杯でジオグリフを破った爆発的な豪脚が晴れ舞台で輝きます』と西川会長・談。『穴は2頭出しの三木正浩オーナーのジャスティンパレスで、発馬を決めて反撃です』と西川会長。詳しい買い目は紙面にてご確認ください!

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