Nakayama25 中山競馬場で開催される重賞を紹介

スプリングステークス (G2 / 2022.3.20 中山競馬場・芝1800m)

スプリングステークスは、1952年に創設されたレースです。創設当初は東京競馬場・芝1800mで行われていました。1958年に中山へ舞台を移し、1960年以降は中山競馬場・1800mで行われるようになっています。

1994年に単勝オッズ1.2倍の圧倒的な支持に応えて快勝したナリタブライアンは、その後クラシックで三冠達成。2011年に史上7頭目の三冠馬となったオルフェーヴルは、このレースで初の重賞タイトルを手にし、以降は無敗のまま皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制覇しました。
古くはメイズイ、シンザン、ハイセイコーにキタノカチドキ、ミホシンザン、ミホノブルボン、近年ではタニノギムレット、ネオユニヴァース、メイショウサムソン、アンライバルドなど幾多の名馬がこのスプリングステークスを駆け抜けてきました。

2012年2着のディープブリランテはその後日本ダービーで世代頂点に立ち、2013年優勝馬のロゴタイプは皐月賞制覇、3着のマイネルホウオウもNHKマイルカップで優勝、2015年の優勝馬キタサンブラックは秋に菊花賞を制覇、2着のリアルスティールも皐月賞2着、菊花賞2着と活躍しています。また2018年同レース2着となったエポカドーロは、皐月賞優勝。ダービー2着、2020年優勝馬ガロアクリークは皐月賞3着の成績を残しました。スプリングステークスは中山競馬場2000mの弥生賞と並び世代の今後を占う最重要レースとなっています。

当協会会員 歴代優勝馬

年月日 優勝馬名 馬齢 会員名
第7回(1958.4.6) ダイゴホマレ 号 牡3 醍醐 幸右衛門
第11回(1962.3.21) カネツセーキ 号 牡3 清水 正紀
第27回(1978.3.26) タケデン 号 牡3 武市 伝一
第29回(1980.3.23) サーペンプリンス 号 牡3 (有)内藤
第33回(1984.3.25) ビゼンニシキ 号 牡3 藤田 正蔵
第34回(1985.3.24) ミホシンザン 号 牡3 堤 勘時
第36回(1987.3.29) マティリアル 号 牡3 和田 共弘
第39回(1990.3.25) アズマイースト 号 牡3 (株)東牧場
第47回(1998.3.22) クリールサイクロン 号 牡3 横山 修二
第56回(2007.3.18) フライングアップル 号 牡3 山本 英俊
第58回(2009.3.22) アンライバルド 号 牡3 (有)サンデーレーシング
第60回(2011.3.26) オルフェーヴル 号 牡3 (有)サンデーレーシング
第67回(2018.3.18) ステルヴィオ 号 牡3 (有)サンデーレーシング
第70回(2021.3.21) ヴィクティファルス 号 牡3 (株)G1レーシング

×