亜咲花さん

競馬に凄く人生を変えてもらいました。これからも競馬に貢献していければと思っています。

アニソンシンガーの亜咲花さんをゲストにお迎えしてお届けする「藤原菜々花のWe♡horses」。土日のライブコンサートの合間に馬券も購入しているという亜咲花さん。後編では、競馬への思いや今後の目標などをお聞きしました。

物語や世界観を表す歌を歌いたい

藤原亜咲花さんは、アニソン歌手ということに、強いこだわりを持っていらっしゃいますよね?

亜咲花普通の歌い手さんは、自分の生い立ちとか、発信したいメッセージとかをひとつの曲にするのが役割だと思っています。でも、私は「亜咲花の言いたいことはこうだ!」みたいなものではなく、そのアニメーションの物語や世界観を表す歌を歌いたいんです。

藤原その、きっかけとなったのは?

亜咲花一番影響を受けたのが『マクロス・フロンティア』の主題歌です。ライオンという曲で、歌っていたMay'nさんの存在を知りました。もう、これしかない!って。そこからは、早かったですね。ボイストレーニングに通って、親を説得して。

藤原親御さんの説得ですか?

亜咲花そうそう。カラオケ大会などに出て、ある程度の実績を出しました。自分の思い込みじゃなく、いろいろな人が私の歌を評価してくれているということを、分かってもらおうと思ったんです。

藤原すごい、行動力ですね。

亜咲花あっ、同じ頃の『イナズマイレブン』も大好きでしたね。

藤原私もです!トレーディングカードを集めていました。

亜咲花そうなんですか!あの、エンディング曲が、すごく好きでしたね~。Berryz工房が歌っていたでしょ。

藤原ハロー!プロジェクトにかつて所属していた女性アイドルグループですよね。

亜咲花そうそう。だから、実際に歌う時は振り付けがあるんです。そのために、彼女たちって左手でマイクを持っているんです。だから、私もマイクは左。

藤原普通は右なんですか?

亜咲花利き手が右の人が多いですからね。Berryz工房の曲をカラオケで歌う時、同じように左手で持って歌っていましたね(笑)。

藤原Berryz工房も亜咲花さんのアニソン歌手としての原点なんですね。

きっかけは競馬のつぶやき

藤原実際にデビューしてからは、どうでしたか?

亜咲花デビュー当初は「普通に歌ってよ」と、よく言われました。私って声がハスキーで、歌い方もソウルフルですよね。当時は声優さんが自身の演じているキャラクターの歌を歌ったりしていました。その中で、私の歌い方は「合わない」って。

藤原キャラソンとソウルフルな歌い方は、違いますもんね。

亜咲花そうなんですよ。当時はテンポの速い、キャラソンが多かったんですよね。でも、今やアニメの歌を聞かない日はないぐらいになりました。

藤原カラオケのランキング上位に、入っていますしね。

亜咲花JーPOPのバンドなどがアニソンを歌っていて、身近になっているんですよね。

藤原亜咲花さんはアニソンシンガーとして活動しながら、活躍の場を広げていますよね。

亜咲花うれしいですよね。声優や競馬の仕事も、好きが高じてやらせていただけていますし。競馬はエフフォーリアのことや、馬券の収支をSNSでつぶやいたりしていたのが、お仕事をいただくきっかけになりました。自分が今、好きなこと、夢中なことを発信するって大事なんですよね。

地方競馬もチェックしてます!

藤原予想はどうしているんですか?全国ツアーもあるし、お忙しいと思いますが。

亜咲花いま、全国ツアーはシーズン5が終わって、また全国11公演のシーズン6が始まります。だいたい土日はライブなので、金曜には夕刊紙と専門紙を見ます。で、レース当日の朝9時に仕込みます。

藤原ということは、ネット投票派ですね?

亜咲花はい。ありがたいですね~、ネット。馬券もですが、ライブの時間と被ったレースも、ネット配信で見られます。3場開催だと36レース。それに地方もチェックしています。未勝利の終わる時期は、特にです。陣営のみなさん、可能性を見い出そうと芝の馬をダートに替えてきたり、試行錯誤なさいますから。その結果によって、地方に移籍する場合もありますし。

藤原そこまで、見ているんですか!

亜咲花見ますね~。おかげで、今や佐賀競馬や高知競馬を見て、元JRAの馬だとすぐ分かりますよ。「あの時、お世話になった馬だ」って。地方で勝ち上がれば、JRAに戻ってくるパターンもあるし。

藤原ということは、地方競馬のダートグレード戦などは、当然チェックを?

亜咲花もちろん。8月のNST賞(OP)を勝ったクロジシジョーなどは、大井の東京スプリントや、盛岡のクラスターC(ともに2着)で頑張ってきた馬ですからね。

競馬に凄く人生を変えてもらいました

藤原競馬が歌の創作活動に影響している面はありますか?

亜咲花『夢のバトン』はもちろんですが、『Born This Way』や『Victory Road』などは馬名からインスピレーションをもらいました。私のファンのみなさんに、競馬を知ってもらうきっかけになるといいですね。

藤原亜咲花さんにとって、競馬はどんな存在ですか?

亜咲花競馬というか、競馬場にたくさんのいい思い出があります。私、アメリカに行く前は、中山競馬場の近くに住んでいたんです。だから、父がよく連れて行ってくれました。父は今や競馬歴30年の大ベテランなんですよ。

藤原そのお父さんとの思い出が詰まっている場所なんですね。

亜咲花そうですね。「パパとお出かけする」場所です。アイスクリームも買ってもらえるし(笑)。とにかく、小さいころはガラス越しに馬が走る姿を週末に見るのは当たり前でした。あれっ、ガラス越しって事は指定席だったのか…。まあ、そんな父の英才教育を受けた場所ですね(笑)。

藤原競馬との関わりの原点は、そこですね(笑)。今後の目標は何ですか?

亜咲花日本ダービー当日の国歌斉唱です。で、レース終わりにパドックでライブなんていいですね。

藤原その国歌斉唱の時、私がMCで参加できるとうれしいです。それでは亜咲花さんの座右の銘を教えてください。

亜咲花「初心忘れるべからず」です。ありがたいことに、10月でデビュー10周年を迎えます。人生を変えてくれた競馬に出会えたのも、アニソン歌手としての仕事があったからだと思っています。だからこそ、最初にアニソン歌手を目指した時の気持ちやガッツを忘れないようにしないとと思っています。あとは、若い女性も競馬を楽しめると伝えていきたいですね。

藤原とても大切な事ですね。私も若い女性も競馬が楽しめるように少しでもお手伝いできればと思います。それでは最後にファンと読者の方に一言お願いします。

亜咲花競馬に凄く人生を変えてもらいました。私のようにスターホースに出会って人生が変わることもあります。ファンや読者の方にも競馬の世界に携わろう!というキッカケになって貰えるように、これからも競馬に貢献していければと思っています。

構成:スポーツ報知 志賀浩子
Photograher:橋本健
広報担当:IDEO

藤原 菜々花ラジオNIKKEIのアナウンサー。担当番組:「中央競馬実況中継」「ななかもしか発見伝!」「こだわり羽生結弦セットリスト」等

※この記事は 2025年9月23日 に公開されました。

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