京雅の沓冠
(和歌)

「初ずくめ 戴冠は」(秘められたメッセージ)
<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
11月9日(日)は東京競馬場でアルゼンチン共和国杯が行われました。ジャパンカップ、有馬記念と、今後の大一番への出走を狙う馬たちが集結するなか、追走する後続を遠くに突き放して逃げたのはミステリーウェイ。直線で一度は捉えられたように見えたところから、渾身、随一の粘り腰。終わってみれば、一度も先頭を譲らぬ完璧なペース配分で、見事に1着でゴール板を駆け抜けてました。
ミステリーウェイは36戦目にして初の重賞制覇。小林真也調教師も平地重賞はこれが勝利。そして、デビュー5年目の松本大輝騎手も、嬉しい重賞初優勝と、初ずくめの戴冠となりました。
※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。