京雅の沓冠
(和歌)

「盾マスカ 砂ヤング」(秘められたメッセージ)
<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
11月2日は朝から競馬界が盛り上がりました。
アメリカのデルマー競馬場で行われた砂の祭典ブリーダーズカップクラシックで、フォーエバーヤングが優勝し、日本調教馬初となる快挙を達成。スタートから前に早めにつける積極的な競馬で後続を引っ張ると、直線では、「敵に負けるな!」とライバル馬シエラレオーネの追撃を耐えて逃げ切りました。
その約8時間後には、日本の東京競馬場で、秋の天皇賞が行われました。3歳馬と古馬が相見える中距離王決定戦を制したのは3歳馬のマスカレードボール。最後の直線は上がり3ハロンを32.3秒の抜群の末脚で差し切って、天皇賞馬という勲章と共に名を挙げました。
この日、フォーエバーヤングとマスカレードボールの歓喜の間には、メジャーリーグベースボールのワールドシリーズで大谷翔平選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手の所属するドジャースが逆転でアメリカチャンピオンに輝き、日米スポーツ界で日本人・馬の活躍に溢れた一日でした。
※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。