京雅の沓冠
(和歌)


「初代の 栄光に」(秘められたメッセージ)

<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
番組編成の兼ね合いで、これまでの府中牝馬ステークスと同じ条件で生まれ変わった第1回アイルランドトロフィー(GII)。初代チャンピオンの栄光に輝いたのはラヴァンダでした。

道中は中団の外目で折り合い重視。府中の長い直線に向くと、大外からトップを追い、ダッシュで一騎激走。上がり3ハロンを32.4秒で燃えるような脚を使い、伸びて先頭(ハナ)に躍り出て、嬉しい重賞初制覇を手にしました。

「逃げも追い込みもできる操縦性の高い馬」と岩田望来騎手が評するラヴァンダ。次走は権利を得たエリザベス女王杯に向かうのか、それとも適性距離のマイル〜中距離路線を歩むのか。ラヴァンダの紡ぐストーリーに今後も注目です。


※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。

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