京雅の沓冠
(和歌)


「クロワなる ダービー馬」(秘められたメッセージ)

<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
2022年に生を受けた7950頭(持ち込み馬、外国産馬を含む)の頂点を決める第92回東京優駿・日本ダービー。皐月賞で悔し涙を流したクロワデュノールが名前の由来(北十字星)を連想させるが如く、ダービー馬という一番星に輝きました。
好位先行策のクロワデュノール。直線では、来るはずだ、と相棒を信じることに徹した北村友一騎手の思いものせて、クロワデュノールは全ての関係者のロマンであるダービー馬という称号に向けてパワー全開で伸びます。馬場の中ほどのルートで、持てる力を全て出し切ったクロワデュノールが先頭でゴール板を駆け抜けました。
レース後、早くも凱旋門賞挑戦についての話題も出たクロワデュノール。日本馬の悲願、凱旋門賞制覇もこの馬なら、と期待せずにいられない走りを見せてくれました。


※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。

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