京雅の沓冠
(和歌)


「栄誉ある 盾を手に」(秘められたメッセージ)

<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
 天皇賞の起源は1905年のエンペラーズカップ。GⅠレースの中でも特に長い歴史と栄誉溢れる競走で、優勝馬主には天皇盾が下賜されることでも知られています。
 3200m、淀(京都競馬場)の長丁場で行われる天皇賞(春)を制したのはヘデントールでした。最初のコーナーで内側を取り、脚を溜めると、3コーナーから4コーナーにかけて外に持ち出し、思い描いていた位置取りで直線へ。良い進路を通って存分に温存した末脚を一気に解き放つと、ビザンチンドリームとの接戦を制して栄えある天皇賞馬の称号を手にしました。
 1~4着までが4歳馬だった今年の天皇賞。強い世代の筆頭格としてヘデントールは次なる戴冠に向かいます。


※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。

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