京雅の沓冠
(和歌)

「暮れ有馬 牝馬咲く」(秘められたメッセージ)
<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
中山競馬場、冬の総決算・有馬記念が行われました。ファン投票で出走馬が選出される祭典。残念ながら秋・古馬三冠がかかったドウデュースが直前で取り消しとなりましたが、豪華な15頭が集結しました。
そのドリームレースを最速で駆け抜けたのは、3歳牝馬優勝という64年ぶりの快挙を成し遂げたレガレイラ。
春のクラシックでは牝馬ながら牡馬に挑み弾き返される苦闘の日々。それでもこの有馬記念は渾身・理想の走りで同じ勝負服のシャフリヤールとのハナ差の接戦を制しました。
「暮れ有馬 牝馬咲く」観衆で沸いた暮れの中山競馬場・有馬記念にレガレイラという3歳牝馬の見事な花が咲き誇った一日となりました。
※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。