京雅の沓冠
(和歌)


隠れたメッセージは「行け秋の 三冠へ」

<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
3歳牝馬の頂点に君臨すべく、府中の長い直線に向かった18頭。他の17頭を大きく突き放す万全の競馬で世代の牝馬頂点に輝いたのはリバティアイランドでした。
「この馬らしく走ることができた」と鞍上の川田将雅騎手が語っていたように自信を持って臨んだ競馬で、力強く坂を駆け上がり2着のハーパーに6馬身差をつけました。
春の二冠で圧倒的な力を見せつけたリバティアイランド。目指すは秋の秋華賞。牝馬三冠を狙います。


※ 【沓冠】とは・・・ 沓冠は「くつかむり」「くつかぶり」「くつこうぶり」とも読まれる。 和歌の折り句の一種で、10文字の語句を、「各句の初めと終わりに、それぞれ1字ずつ詠み込んだ」もの。
※【京雅】・・・競馬会をこよなく愛する歌人。はっきりと言えないことを、沓と冠に隠して相手に伝える達人。日々、平安貴族の世界に思いを馳せている。

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