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台風15号ならびに19号、大雨被害復興状況

<被害>
昨年、東日本や東北に記録的な豪雨をもたらし、甚大な被害が出た台風19号について気象庁は「東日本台風」と名付けました。また、千葉県を中心に大規模な停電被害が出た台風15号を「房総半島台風」と名付けました。

台風19号(東日本台風)は、昨年10月に伊豆半島に上陸したあと関東から東北を通過し、半日で降った雨の量が120の地点で観測史上1位となるなど、東日本と東北の広い範囲に記録的な豪雨をもたらしました。 この豪雨ではあわせて13の都と県に大雨の特別警報が発表され、各地で川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、総務省消防庁のまとめで死者、行方不明者はおよそ90人に上っています。

また、昨年9月に千葉市付近に上陸した台風15号(房総半島台風)では、記録的な暴風によって千葉県を中心に4000棟を超える住宅が全半壊し、関東各地で最大90万戸以上が停電しました。
気象庁が台風に名前をつけるのは、昭和52年に鹿児島県の沖永良部島に大きな被害をもたらした沖永良部台風以来です。

<復興>
およそ3万体のひな人形を町なかに飾りつけ、毎年、多くの人でにぎわう千葉県勝浦市の「かつうらビッグひな祭り」が、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して中止となりました。
この催しは、勝浦市が、家庭で飾られなくなったひな人形を全国から集め、毎年、2月から3月にかけて開かれてきました。このイベントは商店の店先や公共施設、それに神社の石段などをひな人形が彩り、毎年16万人ほどが訪れて町の活性化にもつながってきました。

しかし、19日、開かれた実行委員会の中で市側が新型コロナウイルスの感染拡大が心配されるとして中止を提案し、議論の末に決定したということです。

感染症の関係でイベント等の延期もございます。各観光施設の営業状況をご確認の上、千葉県の復興支援にご協力いただければ幸いです。

千葉県公式観光情報サイト-まるごとe! ちば-


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