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JRAブリーズアップセール が中山競馬場で開催

4月25日(月)、中山競馬場では今年で7回目となる「JRAブリーズアップセール」が開催されました。

「JRAブリーズアップセール」は、毎年4月に開催されるトレーニングセールで、JRA育成馬を販売するセリ市です。過去に上場された馬からは、ダイワパッション、セイウンワンダー、エイシンオスマンなどの重賞馬が誕生しています。

今年は79頭が上場されました。
セリ開始前には東日本大震災で亡くなられた方への黙祷が捧げられました。

ブリーズアップセールは、騎乗供覧、実馬展示、セリの流れで開催。午前9時よりダートコースにて実施された騎乗供覧は、走行フォームを確認することを主眼に行われ、スタンドから馬主、調教師、関係者らが上場された2歳馬の動きを確認いたしました。

供覧後に行われた実馬展示では、新種牡馬ダイワメジャー、アドマイヤムーンなどの産駒や初となるJRA生産馬も上場され、オーナーの方々は馬に触れながら将来性を確かめていました。

その後に行われたセリでは、79頭中76頭が売却されました。最高落札価格馬はレディビーナスの09(父フジキセキ)で2700万円。売却総額は5億9986万5000円となりました。また今回のブリーズアップセールでは、JRA日高育成牧場で生産から育成まで一貫して行われたホームブレッド馬が初めて上場され、上場5頭中3頭が落札されました。

取引結果一覧はこちらのJRAサイト内にて確認いただけます。
JRA馬事部生産育成対策担当の水野豊香理事は、「大震災後にも関わらず、多くの購買者の皆様にセールに参加していただき、JRA育成馬をご購買いただきましたことに対し、心よりお礼申し上げます。今後とも、高い透明性を持つセールとして皆様の信頼を得られるよう、運営に努めてまいります」とセールを締めくくりました。


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