きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

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京都競馬場で行われた平安ステークスは、1番人気のニホンピロアワーズが4コーナーからしびれる手応えで先頭に立ち、そのまま押し切り5つ目の重賞を手にしました。昨年暮れのジャパンカップダート以来の勝利となります。

昨年ジャパンダートダービーの覇者で東京大賞典2着のハタノヴァンクールは馬群に入り踏ん張っての5着。休み明けでしたから次の帝王賞が勝負でしょう。

今年の帝王賞は、楽しみなメンバーが集いそうです。かしわ記念で初の重賞ウイナーとなったホッコータルマエにワンダーアキュート、ニホンピロアワーズ、ローマンレジェンド、地方からも先日行われた大井記念で8歳馬フォーティファイドが2着に10馬身差の圧勝劇で帝王賞に名乗りを上げるなどダート覇権争いはまさに群雄割拠です。

フォーティファイドの母ファストフレンドは、牡馬に混じっても臆するどころか堂々たる走りを魅せた馬で、2000年の帝王賞を制覇しています。その血は今年、受け継がれた世代によって再びその名を轟かせるでしょうか。

群雄割拠といえば、今日行われるオークスも大混戦です。フローラステークスを勝ったデニムアンドルビーが1番人気のようです。振り返れば昨年のオークスも今年と同じく混戦状態でした。フローラS覇者ミッドサマーフェアに期待が集まる中、3番人気だったジェンティルドンナが2着に5馬身差をつけスターに駆け上がり主役の座を確定させました。

今年はどの馬が前に飛び出すのでしょうか。他馬を圧倒する可憐で力強いな走りをぜひ魅せてください。

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2022