きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

日本完敗

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28日、ドバイ・メイダン競馬場ではドバイワールドカップデーが開催され世界の注目が集まりました。
日本からは7頭がドバイへ遠征。昨年のジェンティルドンナ、ジャスタウェイにつづき今年も日本馬の活躍なるかと期待されましたが、結果は完敗。今年日本から優勝馬を送り出すことは叶いませんでした。

ホッコータルマエ、エピファネイアが出走したドバイワールドカップ(G1、ダート2000m)は、UAEのプリンスビショップが優勝しました。レースはホッコータルマエが先行してレースを引っ張り、そのまま直線へ。残り300m手前まで先頭だったホッコータルマエでしたが、プリンスビショップ、カルフォルニアクローム、リーらに交わされ、最後は5着の結果でした。またエピファネイアは初のダートが堪えたのか4コーナー手前で失速し最下位に終わりました。優勝したプリンスビショップは今年8歳のセン馬で、ドバイワールドカップは4度目の挑戦でのVになります。

昨年ジェンティルドンナが優勝したドバイシーマクラシック(G1、芝2410m)へは、今年はハープスター、ワンアンドオンリーの4歳馬2頭が出走しました。レースはワンアンドオンリーが2、3番手を追走。ハープスターは後方3番手あたりに位置で進みました。直線入り口で追い出されたハープスターでしたが末脚は不発に終わり8着。前でレースを進めたワンアンドオンリーがそのまま残り3着の結果でした。勝ったのはフランスのドルニヤで、昨年のヴェルメイユ賞3着、凱旋門賞5着からの戴冠になります。

ゴールデンバローズ、ディアドムス、タップザットの3頭が出走したUAEダービー(G2、ダート1900m)は、南アフリカのムブタヒージが2着を8馬身ちぎる圧勝劇でした。日本からの出走馬で最高着順はゴールデンバローズの3着で、タップザットが5着、ディアドムスが8着の結果でした。

また28日には、オーストラリアのローズヒルガーデンズ競馬場でザBMW(G1・芝2400m)が行われ、日本からはトゥザワールドが出走しました。
1番人気に支持されたトゥザワールドは中団でレースを進め、4コーナーで他馬にはじかれる不利がありながらも直線追い上げましたが、勝ったハートネルに遅れをとり結果2着でした。オーストラリアへ滞在し、次走は4月11日のクイーンエリザベスステークスを目指すようです。

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