きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

春の牝馬頂上決戦に向けて

ようこそいらっしゃいませ。

今週の中山競馬場では春競馬の古馬女王決定戦ヴィクトリアマイルの前哨戦となる中山牝馬Sが行われます。
5月の東京競馬場、芝・1600mで行われるヴィクトリアマイルに向けて、京都・中山・阪神・福島の各競馬場の名称を冠した牝馬限定重賞競走が施行されます。
京都牝馬Sから始まった古馬牝馬による熱き戦いは、春の女王決定戦の行く末を占う上で非常に重要になりそうです。

今回の中山牝馬Sにも個性豊かで多彩なメンバーがエントリーしています。

出走予定馬の中でも直近の成績が優秀で優勝候補にもあげられていたケイアイエレガントですが、右前脚ねんざのため、中山牝馬Sは回避するそうです。
前走の京都牝馬Sを制し、重賞2連勝の期待が高かっただけに残念ですが、症状は軽いようですので、また元気な姿でターフに戻ってきてほしいですね。

主役の離脱により混戦ムードが漂う中、有力候補として注目されるのが昨年のフラワーC優勝馬バウンスシャッセでしょう。オークスでは優勝馬ヌーヴォレコルトに0.1秒差の3着に迫り、その実力を見せてくれました。ここ1年勝ち星はありませんが、休養明けの調教でも上々の気配を見せているようですので、初タイトルを取った中山での復活が期待されます。

他にもハイレベルな実力馬や好調馬が頂点を目指し参戦してきますから、春の牝馬重賞路線の盛り上がりが期待できそうですね。

×