きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

G1馬3頭の激突、中山記念

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は中山競馬場で中山記念が行われます。
創設当時は3000mを超える長距離レースとして行われていた中山記念ですが、その後距離短縮し、1957年以降は現在の1800mで行われています。

2011年には優勝馬ヴィクトワールピサがその後ドバイへ遠征しドバイワールドカップで快挙を挙げれば、昨年優勝場のジャスタウェイも中山記念からドバイへと向かいドバイデューティフリーで圧勝しました。
近年では3月末から4月にかけての海外レースへ向けたレースといった趣きが出てきた中山記念です。
今年で言えば、出走馬のロゴタイプが当初この中山記念から4月11日にオーストラリアで行われるクイーンエリザベスステークスへ出走するプランが話題に上がっていました。

そのクイーンエリザベスステークスへは昨年皐月賞2着に、有馬記念でも2着したトゥザワールド、きさらぎ賞にチャレンジカップと2つの重賞タイトルを手にしたトーセンスターダムも出走を予定しオーストラリアへ到着しています。
海外レースと言えば、競馬法を改正し海外競走の馬券を国内で購入できる流れで現在調整が進んでいるようです。
早ければ平成28年度以降のようですが、これだけ海外へ日本馬が遠征していますし、実現されれば海外レースへ関心がよりいっそう高まるはず。課題を乗り越えぜひ実現してもらいたいです。

さて中山記念ですが今年は11頭が出走、うち4歳馬が5頭と楽しみなメンバーが揃いました。
イスラボニータ、ヌーヴォレコルト、ロゴタイプと初顔合わせの激突にも注目が集まります。

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