きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2013.6.10

ようこそいらっしゃいませ。

先週日曜阪神5Rに、ダービー馬キズナの甥にあたるクールオープニングが出走し注目を集めました。母ファレノプシスは、1998年の桜花賞、秋華賞を勝ち引退レースとなった2000年のエリザベス女王杯では、近走の不振を払拭する走りで見事優勝し、胡蝶蘭の名にふさわしい華を咲かせた馬でした。

その血を受け継いだクールオープニングですが、デビュー戦は力を出し切れず6着の結果でした。良血馬を抑えて新馬勝ちを収めたのはダンツキャノンです。タニノギムレットに母父ピルサドスキーという血統で、母アイコチャンはマイルの帝王ニッポーテイオーを産んだチヨダマサコの血を受け継ぐ牝馬です。

ダンツキャノンはスタートから先行し、そのまま押し切りスピードとスタミナがあるところを見せました。ぜひ母系に受け継がれているスピード力を高める成長を遂げてください。

2着には6番人気のルイカズマが入りました。ルイカズマは新種牡馬のパイロ産駒です。パイロは、2009年米GIフォアゴーSを勝ち、BCジュヴェナイルでも2着の結果を残した実力馬で、通算15戦5勝(重賞4勝)。モハメド殿下の強い後押しで日本に導入された種牡馬です。

先月15日に門別競馬場で行われた道営ホッカイドウ競馬のJRA認定フレッシュチャレンジ競走でミッシートリックが勝ち、新種牡馬勝ち上がり第1号を送り出しました。パイロ産駒はダート向きな印象でしたが、産駒の今後の走り次第で芝への視野も広がりそうです。新種牡馬は未知数の要素が多く、レースの楽しみも広がります。