きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.2.12

香港勢の意気や高し!

ようこそいらっしゃいませ。

香港競馬は今年から格上げによるG1レース増設を進めています。とくに地元に強豪が控えるカテゴリーには熱心で、レーティング世界3位のエイブルフレンドがいるマイル、同11位のデザインズオンロームが王座を張る2000m路線はいち早く整備が進めらました。1月下旬に行われた新設G1スチュワーズCはエイブルフレンドが他を寄せ付けない圧勝ぶりでした。3月1日には2000mの距離でこれも新設のG1香港ゴールドCが行われます。ヒーローたちの無人の野を行く快進撃は、香港の競馬熱をますます高めることになりそうです。

これに加えて2400mのチャーターCもG1昇格し、三冠シリーズとして施行されます。コンセプトは『ジャスタウェイを超えろ!』ですね。1600mの安田記念、2000mの天皇賞秋、さらに2400mのジャパンCを勝つような馬を創ればジャスタウェイを凌駕して世界一だろうという発想です。同じG1でもレースの歴史や伝統によって格が存在しますから、一概に比較はできませんが、香港競馬の志や良しですね。興行的な盛り上がりと強い馬づくりが並行して進められる姿には共感ができます。

三冠シリーズは単純ではなく、マイル路線はスチュワーズCに始まって、5月のチャンピオンズマイル、暮れの香港マイル、2000m路線もゴールドCからクイーンエリザベス2世Cを経て香港Cと年間を通じた三冠体系も確立されされることになります。
当然、破格の三冠ボーナス賞金も準備されるでしょう。来年あたりはスプリント三冠、長距離(2400m)三冠も整備されるでしょうから、香港が世界競馬の中心の一つを担う存在になっていくんでしょうね。

日本馬にとっては選択肢が増えて良いとも思えますが、そう呑気なことも言っていられない気もします。