きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

春を占う重要レース

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日曜は東京競馬場で古馬マイル重賞の東京新聞杯、京都では3歳重賞のきさらぎ賞が行われます。
きさらぎ賞は出走頭数8頭ながら、とてもレースが楽しみなメンバーが集まりました。

オルフェーヴルの全弟アッシュゴールドは、朝日杯フューチュリティステークス8着からの出走となります。
兄のオルフェーヴルも2011年のきさらぎ賞に出走。まだ成長過程にあったオルフェーヴルは当時2番人気で3着に終わるも、その後スプリングステークスからクラシックに出走し、連勝で3冠、そして年末の有馬記念制覇と頂点に立ちました。
果たして弟アッシュゴールドはどうでしょうか。

牝馬で出走のルージュバックは現在1番人気の支持を集めています。
父マンハッタンカフェで母父はカナダのオーサムアゲインの血統で、前走の百日草特別ではのちの京成杯馬のベルーフを2馬身半ちぎっての圧勝と、ポテンシャルの高さをみせている馬です。

またディープインパクト産駒のポルトドートウィユも楽しみな1頭です。
母はポルトフィーノでエアグルーヴの血を引いており、前走のシクラメン賞は直線でアルバートドックをさらりと抜き去り1馬身1/4差をつけて完勝。レースごとに力をつけている様子をみせました。

同じくディープインパクト産駒のレガッタにも注目が集まります。
母は、秋華賞にエリザベス女王杯、宝塚記念とG1を制覇したスイープトウショウと良血になります。

頭数8頭ながら春を占う一戦として注目したいと思います。

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