きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.2.7

2つの大きな出来事

ようこそいらっしゃいませ。

今週は競馬界で2つの大きな出来事がありました。

ひとつめがJRA所属として初となる外国人騎手の誕生です。
5日に2015年度のJRA騎手免許試験の合格者が発表され、イタリアのミルコ・デムーロ騎手と、フランスのクリストフ・ルメール騎手が試験に合格。
晴れてJRA所属の外国人ジョッキーとなりました。

これまで外国人騎手は、年間で最長3カ月の短期免許または指定競走の限定免許でしか騎乗できませんでした。
一昨年8月に外国人騎手に対する受験規定を初めて明文化し門戸を開放。昨年はミルコ・デムーロ騎手が受験しましたが1次試験で不合格となっていました。

ミルコ・デムーロ騎手はJRA通算354勝、G1・10勝、クリストフ・ルメール騎手はJRA通算245勝、G1は5勝と、いずれも輝かしい戦歴をこれまで残していますから、日本の競馬界にも大きな刺激となりそうです。

もうひとつは非常に残念な訃報です。
オルフェーヴルにドリームジャーニー、ゴールドシップ、ナカヤマフェスタ、フェノーメノ、レッドリヴェールなどを種牡馬として送り出したステイゴールドが、5日に急死しました。

ステイゴールドはG2、G3で取りこぼしたと思えば、G1で立て続けに2着するなど個性的な馬でした。
重賞制覇は6歳になってからの目黒記念が初で、G1であれだけ好走しながら3歳時に勝った条件戦以来となる実に2年8ヶ月ぶりでの4勝目でした。
以降、日経新春杯、ドバイシーマカップと勝ち、引退レースとなった香港ヴァーズで念願のG1初制覇という劇的な花道を飾ります。

種牡馬としてもステイゴールドは大きな功績を残しました。
日本の競馬界で歴史を刻みながらも期待以上の良馬を送り出せずに忘却されつつあったメジロマックイーンの血は、ステイゴールドによって見事な形で蘇りました。

ステイゴールド×メジロマックイーンは「黄金の配合」として、後世へと残り続けます。

ステイゴールドは今年21歳でした。
ご冥福をお祈りします。