きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.2.4

蹄春来たる!

ようこそいらっしゃいませ。

春の訪れを待ちかねるように先日、アメリカでは今年初G1が行われました。明け3歳牝馬のクラシック登竜門ラスヴァージネスSがそのレースです。時期的には日本でいうと今週のエルフィンS的なイメージなのですが、歴代勝ち馬は女傑揃いで相当にハイグレードな一戦です。

最近だけでも、一昨年のビホルダーはBCディスタフで女王の座に。10年ブライドラックはケンタッキーオークスなどG1を6勝しています。圧巻は07年ラグストゥリッチーズ、日本のカジノドライヴのお姉さんですが、オークスを勝つと、近年屈指のハイレベルだった牡馬を相手にベルモントSを奪取する歴史的大金星を挙げています。負かした相手が直後にBCクラシックを制し、翌春のドバイワールドCを勝ったカーリン、種牡馬として来日しているダンチヒ最晩年の大物ハードスパンなどで非常に価値の高い勝利だったと言えます。

今年の勝ち馬はコールバック。お父さんがラグストゥリッチーズ世代のケンタッキーダービー馬ストリートセンスですね。今はアメリカに帰っていますが、一昨年はダーレージャパンに繋養され今年の1歳馬92頭が誕生しています。持ち込みを含めて日本での実績は素晴らしく、11頭がデビューして7頭が勝ち上がり、計20勝のハイアベレージを叩き出しています。全日本2歳優駿、クラスターCのサマリーズ、エルムSのフリートストリートと重賞勝ち馬を含んでいるのも立派ですね。芝も森秀行厩舎のフギンが短距離で4勝、新潟直線1000mの準OP稲妻Sは54秒4と優秀でした。ひょっとするとG3アイビスサマーダッシュでも好勝負してみせるかもしれません。1歳馬の動向ともどもストリートセンスの血統には注目かもしれません。