きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

名牝、苦戦中

ようこそいらっしゃいませ。

ウオッカの2番仔ケースバイケースの次走が1月25日の中京競馬場芝2000mでのレースに決まったようです。
ケースバイケースは今年3歳の牝馬で、父Sea The Stars、母はウオッカの血統です。

昨年11月に東京競馬場の芝2000mでデビューし4着。
つづく2歳未勝利戦は先手を奪って逃げるも3着に終わり、3走目はダートに矛先をかえましたが直線で伸びずに8着の結果でした。
ウオッカの初仔ボラーレもデビューしていますが、2戦してともにダート1800mで7着と15着、いずれも結果を残せずでした。

ウオッカといえば現役時代のライバルだったダイワスカーレットの方は、産駒をこれまで3頭デビューさせています。
チチカステナンゴとの間に産まれたダイワレーヌ、キングカメハメハとの間の仔ダイワレジェンド、ハービンジャーとの間の仔ダイワミランダで、ダイワレーヌこそ未勝利のまま登録を抹消するも、ダイワレジェンドは現在1000万条件を走り、ダイワミランダは昨年11月の2歳新馬戦でデビュー勝ちしています。

ウオッカにダイワスカーレットと、ともに現役時代の高い競争能力を仔に伝え残すのは現役時代の活躍と違ってまだ苦戦中といったところでしょうか。
春に盛り上がりをみせるクラシックまでしばし時間がある間、こうして名馬・名牝のその仔をおいかけるのも競馬の楽しみのひとつ、といった感じがします。

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