きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

伝統の東西金杯

ようこそいらっしゃいませ。

皆様新年いかがお過ごしでしょうか。
年明けとなった昨日の関東では雪が降り始め、ところによっては雪景色となったようですね。
今年も寒さが厳しく感じられそうですが、2015年の中央競馬は1月4日からスタートします。
毎年最初の開催日に行われる東西伝統の一戦といえば、中山金杯と京都金杯ですね。
開幕を告げる東西金杯として定着しており、G3のハンデキャップレースながら毎年好メンバーが揃い、新年初の重賞競走を盛り上げます。
1999年まで東西金杯ともに2000mで行われていましたが、2000年から京都金杯は1600mに距離変更されたため、中山金杯には中距離タイプ、京都金杯にはマイラータイプが集まり、それぞれ馬の適正に合わせてエントリーできるようになりました。
中山金杯にはG1馬のロゴタイプや重賞馬のラブイズブーシェ、ナカヤマナイト、フェイムゲームなど層の厚い中距離で活躍する競走馬が出走予定です。
中でも注目は2013年のクラシック初戦となる皐月賞を制したロゴタイプでしょう。
すでにG1を2勝と出走メンバーではダントツの実績を誇ります。
阪神移設前の朝日杯フューチュリティSと皐月賞はどちらも中山で行われていますから、得意コースでの走りに注目です。
京都金杯で活躍した馬は、その後のマイルG1での飛躍が顕著に見られるため、こちらも2015年のマイル戦線を占う上で見逃せない一戦となりそうです。
注目は連覇を狙う昨年の覇者エキストラエンドでしょう。
前走のマイルCSでは優勝馬ダノンシャークから0秒4差の5着に健闘するなど、京都外回り1600mの相性は良さそうですね。
重賞初戦となる伝統の東西金杯は一体どのようなドラマを見せてくれるのか。
2015年の中央競馬がいよいよ開幕します。

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