きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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29日、大井競馬場では暮れのダート大一番・東京大賞典が行われました。
レースは好スタートを決めたホッコータルマエが、コパノリッキーの後ろ2番手につけてレースを進め、直線でコパノリッキーを抜き最後は4馬身差をつけての完勝でした。
2着にはコパノリッキー、3着には船橋のサミットストーンが入り、ローマンレジェンドは5着、ワンダーアキュートは7着の結果でした。米国から参戦したソイフェットは16着に終わりました。

それにしてもホッコータルマエの強さばかりが目立ったレースでした。東京大賞典連覇はアジュディミツオー、スマートファルコンについで史上3頭目になります。
ホッコータルマエは3歳時にジャパンカップダートで3着に入り頭角を現すと、明けて4歳時には5連勝で帝王賞を制覇。JBCクラシックを勝ち、このままホッコータルマエの天下がつづくと思われていました。
しかしジャパンカップダートでベルシャザールに敗れて3着に終わり、その後、東京大賞典、川崎記念と連勝するも、フェブラリーステークス2着、ドバイワールドカップ16着、そしてこの秋のJBCクラシックでは4着と、昨年の輝かしい成績に比べると今年は主役の座をいったん譲ったような結果に終わっていました。

そのホッコータルマエはこれでチャンピオンズカップに東京大賞典とG1連勝です。国内ダート路線の不動の主役の座を手に入れました。
来年再びドバイへチャレンジするのでしょうか。ホッコータルマエの来年のレースが楽しみになりました。

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