きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

12月も残すところ1週間あまり。
2014年の中央競馬もいよいよ今週が最後の開催週となります。
来年のクラシック戦線に向けた2歳G1競走と中山伝統の中山大障害が終わり、残すは一年を締めくくる有馬記念のみとなりました。
有馬記念といえば競馬ファンのみならず、普段競馬場に足を運ばない方も知っている年末のビッグイベント。
出走馬をファン投票で選出するファンのためのグランプリレースとして広く親しまれてきました。
今年はJRA60周年の節目となる年でもあり、その節目に相応しいいスターホースが集結しました。

欧州最高峰のG1レース凱旋門賞で日本中の注目を集めたゴールドシップやジャスタウェイ、先日のジャパンカップ制覇で菊花賞に続く2冠目を達成したエピファネイア、生粋のステイヤーとしての才能を開花させたフェノーメノ、国際G1のドバイシーマCを制し国内外に改めてその強さを見せつけたジェンティルドンナなど今年の中央競馬を代表する顔役たちが揃う中、さらにトーセンラーやヴィルシーナ、メイショウマンボ、ラキシスと現役トップクラスの強豪馬たちも虎視眈々とグランプリ制覇を狙っています。

約2分半のわずかな時間の中に全ての力を込め、競馬ファンや馬主、調教師らホースマンの夢と期待をのせ、ターフを疾走する競走馬と騎手の姿は、たくさんのドラマを生み出してきました。

創設当初から変わることなく中山競馬場を舞台に暮れの中央競馬を盛り上げてきた伝統の一戦まで、あと3日。
歴史に語り継がれる名勝負が作り出す独特の雰囲気をぜひ中山競馬場に足を運んで体感してみてはいかがでしょうか。

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