きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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オルフェーヴルの秋の動向が正式に発表されました。9月15日にフランス・ロンシャン競馬場でのフォワ賞をステップに10月6日の凱旋門賞本番へと向かうことになりました。手綱は、昨年同様クリストフ・スミヨン騎手が取ります。

オルフェーヴルは、宝塚記念を前に運動誘発性肺出血を発症。大事をとりレースを回避しましたが、現在は状態は安定し、ノーザンファームしがらきで鋭気を養っているようです。

昨年の凱旋門賞では神脚を魅せ驚嘆させたオルフェーヴルは、今年こそ日本馬初の戴冠を手にし感嘆させることでしょう。

帰国後は、ジャパンカップには向かわず体調を整え、12月22日の有馬記念へと向かうプランのようです。昨年の有馬記念、今年の宝塚記念とファン投票1位に輝いたオルフェーヴルですから、その期待に応えたい想いもあるでしょう。これまで日本馬が成し得なかった栄光を背に、ぜひ国内で世界の走りを魅せてください。

凱旋門賞には今年のダービー馬キズナも登録しており、ステラウインドとともにフランスへと向かうようです。ステラウインドはオルフェーヴルが出走するフォア賞を走り内容次第では凱旋門賞への出走も検討されるとのことです。

オルフェーヴルと同じくジェンティルドンナも凱旋門賞を目指していましたが、秋は国内に専念することになったようです。天皇賞(秋)からジャパンカップ連覇を目指すプランで、ゴールドシップ、フェノーメノとの4歳馬による競いが、この秋にも繰り広げられそうです。

この秋、最強馬の走りを国内外で披露されることを期待します。

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