きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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いよいよ今週は日本の精鋭馬と外国からの強豪馬とが激突するジャパンCが予定されていますね。
日本競馬の国際化を図るために1981年に創設されたジャパンCは創設当初こそ海外馬に力の差をみせられた形にはなりましたが、近年は日本馬が海外馬を抑え、8年連続で優勝しています。

今年は3頭の海外馬が参戦予定ですが、この3頭ともG1優勝を経験しており、アイルランドから参戦するトレーディングレザーは愛ダービーを制覇、父は5戦無敗で欧州最優秀2歳牡馬に選ばれたテオフィロです。

ドイツからはバーデン大賞とバイエルン大賞のG1 2勝をマークしたアイヴァンホウが参戦です。
いずれも2400mでの勝利ゆえに、ジャパンCはまさに格好の条件でしょう。

カナダからは昨年のカナダ年度代表馬アップウィズザバーズが参戦予定です。
鋭い末脚を武器に直線の長い東京競馬場でどのような走りを見せてくれるのでしょうか。

海外からの刺客を迎え撃つのは、3連覇の大偉業に挑むジェンティルドンナや世代最強馬と称されるハープスター、ロンジンワールドベストレースホースランキングで日本馬として初の単独トップとなる130ポンドを獲得したジャスタウェイ、先日の天皇賞(秋)で鮮やかに後方から一気に差しきったスピルバーグら現役屈指のスターホースたちです。
これだけの強豪馬が集うレースは、なかなか見ることができないでしょうね。

晩秋のビッグタイトルを手中に収めるのは一体どの馬になるのか。
そして、日本馬vs海外馬の対決にも注目ですね。

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