きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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土曜東京競馬場では京王杯2歳ステークスが行われました。1番人気は新潟2歳S 3着で前走くるみ賞を勝ったニシノラッシュ、以下、ワキノヒビキ、サフィロス、アクティブミノル、ロンバルディアとつづき上位混戦状態だったレースメンバーでしたが、勝ったのはなんと11番人気のセカンドテーブルでした。先手を奪って逃げて、そのまま後続を引き離しての完勝でした。

また京都競馬場では2歳牝馬重賞のファンタジーステークスが行われたのですが、こちらも波乱。勝ったのは単勝92.3倍のクールホタルビでした。マツリダゴッホ産駒で小倉2歳ステークス13着からの巻き返しです。道中3番手でレースを追走し、直線で抜け出して1番人気のダノングラシアスの猛追を半馬身振りきっての金星となりました。東西で行われた2歳重賞は、どちらも穴馬が勝利を飾ったレースとなりました。

京都ジャンプステークスはオースミムーンが逃げて、最後は1番人気メイショウブシドウに9馬身差をつける圧勝劇でした。

さて日曜は東京でアルゼンチン共和国杯、京都でダート重賞のみやこステークスが行われます。アルゼンチン共和国杯は上位拮抗でホッコーブレーヴが1番人気、フェイムゲーム、スーパームーン、ラブリーデイ、クリールカイザー、マイネルメダリストまでが単勝ひと桁台で並んでいます。みやこステークスの方は、シリウスステークスを勝った4歳馬クリノスターオーに人気が集まりました。インカンテーション、ニホンピロアワーズ、ナムラビクターまでが単勝ひと桁台です。G1谷間の重賞レースで新たなスター候補の誕生に期待したいと思います。

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