きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

日曜小倉競馬場で行われる小倉記念では、マイネルラクリマが重賞連覇を狙ってレースに挑みます。前走の七夕賞は早め先頭から押し切り、2着トレイルブレイザーに2馬身半差をつけるなかなか強い競馬でした。

マイネルラクリマは2歳時に函館でデビュー。朝日杯フューチュリティS、翌年のNHKマイルカップとともにグランプリボスの6着に終わると、その年の秋から古馬一線級に混じってのレースに切り替えます。徐々に力をつけ、京都金杯で重賞初制覇。その後、およそ1年に渡る休養を経て、明け4戦目での七夕賞で2つめの重賞タイトルを手にしました。

マイネルラクリマはチーフベアハート産駒で、2009年に天皇賞(春)を制したマイネルキッツと同様、早めに動いて押し切るレースで力を発揮するようです。今回はトップハンデ58キロを背負いました。ダコール、エクスペディションや軽ハンデ馬の末脚を、いかに封じ込めるかがポイントになりそうです。

新潟競馬場では、3歳ダート重賞レパードステークスが行われます。インカンテーションが1番人気、ジェベルムーサ、ケイアイレオーネとそのあとにつづいています。インカンテーションは前走濃尾特別で古馬相手に2馬身差をつけるレースを魅せました。勝ちタイムも翌日に行われたオープンを上回る内容です。ジャパンダートダービー3着のケイアイレオーネや3連勝で関東オークスを制したアムールポエジーら実績馬を相手にどのようなレースを魅せるでしょうか。

×