きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

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土曜、東京と京都でそれぞれ重賞レースが行われました。東京の2歳牝馬重賞アルテミスSは、9番人気のココロノアイが優勝。出遅れての後方からのレースでしたが一気に3番手にポジションをおしあげ最後は1番人気のレッツゴードンキをハナ差退けての勝利でした。

京都のメインはスワンステークスでした。シルクフォーチュンに注目していたのですが、雨で時計がかかる馬場ということもあってか末脚は不発。最後方での着順でした。8歳馬ですので今後の選択肢も限られてくるでしょうが、もし再度芝でのレースにチャレンジするようなら注目したいと思います。

勝ったのは3歳馬のミッキーアイルでした。斤量57キロを背負ってのレースでしたが、スタート後、いったんベルカントにウイングザムーンに先頭をゆずってのレースで、途中から先頭に立ち、直線でもスピードはゆるむことなくそのまま優勝。サンライズメジャー、フィエロらの後続の追撃を許さず、3歳馬とは思えないほどの風格のある堂々とした走りでした。次のマイルチャンピオンシップがとても楽しみです。

さて日曜のメインは天皇賞(秋)です。ジャパンカップ2勝にドバイシーマクラシック優勝、牝馬三冠のジェンティルドンナに、天皇賞(春)2勝のフェノーメノ、菊花賞馬エピファネイアらがそびえ立つ古馬勢にただ1頭イスラボニータが3歳馬で立ち向かいます。そのイスラボニータは前売りオッズでは3.2倍で1番人気に支持されました。フェノーメノで4.7倍、ジェンティルドンナが5.7倍、エピファネイアが9.1倍、スピルバーグが9.2倍とつづきます。土曜はミッキーアイルがひと夏を越しての成長を披露しました。さてイスラボニータはどうでしょうか。

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2022