きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

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新潟競馬場で行われた2歳マイル重賞の新潟2歳ステークスはインパクトを残したレースとなりました。

新馬勝ちから挑んだ牝馬ハープスターが最後方からレースを進め、直線で大外から全馬ごぼう抜き。上がり32秒5の末脚を披露し、2着イスラボニータに3馬身差をつけての圧勝でした。ディープインパクト産駒初の新潟2歳ステークス勝ちです。

ハープスターはディープインパクト産駒になります。母ヒストリックスターは名牝ベガがこの世に残したただ1頭の牝馬で、ベガはアドマイヤベガ、アドマイヤボス、アドマイヤドン、キャプテンベガと続けて牡馬を送り出し、牝馬ヒストリックスターを産み落とした翌年に16歳でこの世を去ります。

ヒストリックスターは父ファルブラヴですから、ハープスターの活躍によってサンデーサイレンス系との配合もさらに期待が集まりそうです。ベガの血が表舞台でさらに躍動させてください。

今週は夏競馬の締めくくりです。新潟、小倉、函館でそれぞれ重賞レースが行われます。小倉では小倉2歳ステークス、函館では札幌2歳ステークスと2つの2歳重賞があります。ハープスターにつづく、次世代へ向けた走りを期待します。

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