きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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オルフェーヴルが凱旋門賞出走のためフランスへ渡り、無事到着したようですね。昨年の雪辱を晴らし、今年こそはと願うファンは多いのではないでしょうか。日本からは実力実績のある6頭の競走馬が凱旋門賞への登録を行っており、本番まで約1ヶ月あまりのせいか、欧州競馬の話題は気になるところですね。

時を同じくして、アメリカ競馬も約2ヶ月後に世界的に有名なブリーダーズCが控えています。ここでの成績次第では全米年度代表馬のタイトルが見えてくるわけですから、各カテゴリーの有力馬は積極的に優勝を狙ってくるでしょうね。とはいえ、今年のアメリカ競馬では突出した有力馬がいないのもまた事実です。

現状、有力候補といえば、昨年1981年ジョンヘンリー以来31年ぶりに「年度代表馬」「最優秀古牡馬」「最優秀芝牡馬」の3タイトルを獲得したワイズダンでしょうか。3歳世代においては、今年のクラシック3冠レースすべて異なる競走馬が優勝しており、ケンタッキーダービー・フロリダダービーを制しているオーブがBCクラシックを勝てば、可能性はあるでしょうね。

他にも西海岸の古馬で有力なのが、史上2頭目となるカルフォルニア古馬3冠を達成したゲイムオンデュード。東海岸や中部地区の古馬では、牝馬のロイヤルデルタ。父は日本でも種牡馬として活躍しているエンパイアメーカーで自身の3連覇がかかるBCディスタフを制覇し、史上初の快挙達成となれば一気に年度代表馬を手繰り寄せることができますね。下半期の競馬も国内外目が離せませんね。

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