きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2013.9.12

ようこそいらっしゃいませ。

今週の日曜日、ロンシャン競馬場は豪華トライアルデー。オルフェーヴルのフォワ賞、キズナのニエル賞と同時に牝馬G1ヴェルメイユ賞が一挙に行われます。3レースとも本番凱旋門賞と同コース同距離ですね。

ヴェルメイユ賞は仏オークスの1、2着馬の再対決が焦点です。トレヴは時計が壊れたかと思うような快時計で3連勝、底を見せない未知の魅力にあふれています。2着だったチキータも同様にどこまで強いのか分かりません。何しろまだまともに競馬をしたことがないお転婆娘です。内ラチ代りの生垣にダイヴしたかと思えば、仏愛オークスではともに外に大きく膨れていました。フランス版オルフェーヴルといった趣きです。日本なら完全に調教再審査の槍玉に上がる事例ですが、あちらは調教師任せで余り気にしないのでしょうか。と思ったらチキータはどうやら出走自重、再対決の楽しみは先に延びてしまいました。残念。

トレヴはオークス後にカタールのジョアン殿下に買われ、これまで通りジャネル騎手が手綱をとるのか、殿下と専属契約したデットーリ騎手に乗り替わるのか、そういった面でも大きな話題を呼んでいます。人がいて、馬がいて、競馬がある、そんな感慨を抱かせてくれるのも楽しみの一つです。