きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2013.10.5

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今週日曜日に行われる凱旋門賞の公開ゲート番抽選会が昨日行われ、オルフェーヴルは8番枠、キズナは11番枠からの発走に決まりました。

昨年の欧州最優秀3歳牝馬で先月行われた愛チャンピオンSの優勝馬ザフューグが出走を取りやめ、昨年と同じ18頭でのレースとなりました。

凱旋門賞は第一次世界大戦によって衰退したフランス競馬の再興を掲げフランスの勝戦を記念して誕生した国際レースです。ヨーロッパ各地の活躍馬が一堂に会する世界最高峰のレースで、その歴史には数多くの日本馬の挑戦が刻まれてきました。

1969年のスピードシンボリから始まり、メジロムサシ、シリウスシンボリ、エルコンドルパサー、マンハッタンカフェ、タップダンスシチー、ディープインパクト、メイショウサムソン、ナカヤマフェスタ、ヴィクトワールピサ、ヒルノダムール、そして昨年のオルフェーヴルとアヴェンティーノ。出走こそならなかったものの、七冠馬シンボリルドルフにも一時は凱旋門賞への出走プランが掲げられ、1996年年度代表馬サクラローレルも渡仏してその前哨戦へと挑んでいました。

古くは「日本馬が凱旋門賞制覇など100年は無理」とも言われた時代がありました。しかし1998年にシーキングザパール、タイキシャトルの海外G1初勝利を皮切り、翌年にはエルコンドルパサーが凱旋門賞で2着に入り快挙を成し遂げます。2000年に入ると国際競争は日本馬にとって遠い存在ではなくなりました。90年以上に渡る凱旋門賞の勝者の歴史に、日本馬の名が刻まれるその瞬間を見守りたいと思います。