きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週は東京と京都で合わせて5つの重賞レースが組まれ、盛りだくさんの内容です。

今週からG1・7連戦がスタートします。次代を担う2歳馬も続々とデビューし、先週京都競馬場で行われた芝1600mの2歳未勝利戦ではディープインパクト産駒のミッキーアイルが1分32秒3の驚異的なタイムを披露。2006年にウオッカが記録した2歳芝1600mの従来のレコードを大きく上回る走りを魅せました。

今週京都では良血サトノルパンやマジンプロスパーの半弟レッドアルゴが登場を予定し話題を集めています。

土曜は東京と京都で、2歳馬による重賞レースが組まれました。

東京のメインは京王杯2歳ステークスです。新馬戦を圧勝したモーリスが出走してきました。デビュー戦の舞台となった京都1400mで樹立した勝ちタイムが新馬戦では歴代ナンバーワンで、同日外回りで行われた古馬1000万条件戦と同じという驚異的なタイムでした。父スクリーンヒーローが駆け抜けた東京の舞台でどんな主張をしてくれるでしょうか。楽しみです。

京都のメインはファンタジーステークスです。ディープインパクト産駒のエルノルテ、中京2歳ステークスを勝ったグランシェリー、3連勝を狙うエイシンオルドスらが出走してきました。歴代の出走馬にはスイープトウショウ、ラインクラフト、アストンマーチャン、ホエールキャプチャ、アイムユアーズなどのG1馬が名を連ねるレースです。近い将来歴史に名を刻む鮮やかな走りを期待したいと思います。

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