きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今日は東京で2歳重賞の東京スポーツ杯2歳ステークスが行われます。過去5年の優勝馬が錚々たる顔ぶれで、2008年のナカヤマフェスタは宝塚記念に凱旋門賞2着の活躍を魅せましたし、2009年優勝のローズキングダムはこのレースをステップに朝日杯フューチュリティステークスで世代トップとなり、3歳時はダービー、菊花賞2着に、ジャパンカップ制覇とさらに成長を遂げました。

2010年のサダムパテックはその後マイルチャンピオンシップを優勝。2011年のディープブリランテはダービー制覇、昨年のコディーノは朝日杯FS 2着に皐月賞3着、今秋は古馬相手に臆することなく走っています。

さて今年ですが、将来にも期待が集まりそうな素質馬が揃った印象です。紙面では、サトノアラジン、ラングレー、イスラボニータ、クラリティシチーらが印を集めているようです。サトノアラジン、ラングレーは父ディープインパクトに母父ストームキャットの血統が魅力ですがまだ新馬戦を勝ったばかりで、レース実績では新潟2歳ステークスでハープスターの2着しいちょうステークスを勝ったイスラボニータの方が上です。初戦で魅せたポテンシャルと実績馬の激突です。また外に入ったリターンラルクは新馬戦でみせた末脚が魅力でした。ここ2戦、あと一歩とどかずのレースがつづきましたが東京コースなら力を発揮できそうにも思います。

ホッカイドウ競馬からはプレイアンドリアルが出走です。岡田繁幸オーナーで田部厩舎所属といえば、コスモバルクを思い出させますが、プレイアンドリアルは中央の舞台でどんな走りを見せるでしょうか。

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