きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週はジャパンカップです。外国からはドゥーナデン、シメノン、ジョシュアツリーの3頭が来日しました。

フランスのドゥーナデンは、今年7歳で豪メルボルンC、香港ヴァーズ、豪コーフィールドCとこれまでG1・3勝し、今年3月のドバイ・シーマクラシックでは4着に入っています。この秋シーズンの結果は仏フォア賞でオルフェーヴルの8着、豪メルボルンカップ11着と振るいませんが、今年6月の仏サンクルー大賞ではキングジョージでレコード勝ちし凱旋門賞最右翼に上がっていたノヴェリストに1馬身1/4差の2着と好走しています。復調してくれば怖い存在になりそうです。

アイルランドからの刺客シメノンは、今年6歳でG1勝ちこそないものの、父Marjuは1999年のジャパンカップで2着に好走したインディジェナスを送り出しています。インディジェナスは当時12番人気の人気薄でした。父Marjuの血が再び府中の舞台で躍進させてください。

イギリスのジョシュアツリーは、今年6歳でジャパンカップは2度目の参戦になります。前回3歳時に出走した2010年ではローズキングダムの10着に終わっていますが、その後、2012年、2013年とカナディアン国際Sを連覇。G1・3勝をあげています。前回からの成長ぶりをレースで見せることができるでしょうか。

日本馬に注目が集まりそうな今年のジャパンカップですが、国際色豊かにするためにも、外国産馬と日本馬による激しいレースに期待したいです。

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