きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今年の東京開催と京都開催が終了しました。開催のラストを飾るジャパンカップは、ジェンティルドンナが直線早め抜けだしてそのまま押し切り優勝し、昨年に続いての史上初となる連覇を達成しました。馬主のサンデーレーシングさんは、ローズキングダム、ブエナビスタ、ジェンティルドンナとジャパンカップ4連覇です。ジェンティルドンナ連覇と合わせて偉業達成です。本当におめでとうございます。

レースは2着には3歳牝馬のデニムアンドルビーが入り、3着は2年前のジャパンカップで2着馬トーセンジョーダンが粘り切り復調気配を見せました。今年のジャパンカップは、海外からの出走は3頭と華やかさに乏しさ感じることは否めないレースとなりました。そのせいもあってか、今年のジャパンカップの売上は、前年比13.8%減と下回り173億2187-082-0円となりました。2000年に入って以降、売上がもっとも低かったの年が2009年の191億6255-06-0円でしたから、今回はそれよりも大きく減った結果となりました。金曜日発売が好調だっただけに、ここまで減少とは残念ですがシビなな結果だったと言わざるを得ません。

今年出走した海外馬の着順は、ドゥーナデン5着、シメノン13着、ジョシュアツリー17着でした。レース前低評価だった海外勢の中でドゥーナデンの5着は健闘といえるでしょう。日本の最強馬に、日本でのレース未知数の海外馬が激突するそんな攻防を期待させる予感がもう少し高ければ売上もまた違ってきたにも思います。それには何よりもまず多くの海外馬の参戦がジャパンカップには望まれるようにも思いますがいかがでしょうか?

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