きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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中山競馬場での最後の開催となる朝日杯フューチュリティSは、アジアエクスプレスがダート2戦2勝、初の芝コースもものともせずに無敗のまま3連勝で王者にのぼりつめました。

アジアエクスプレスの父ヘニーヒューズは、来春より優駿スタリオンステーションで供用になる馬です。ヘニーヒューズは昨年の米2歳種牡馬2位にランクインしており、日本でもファルコンステークスを勝ったヘニーハウンドや、シリウスステークスを勝ったケイアイレオーネが走っています。

アジアエクスプレスはデビュー戦で5馬身、2戦目で7馬身とダート2戦2勝で2着以下を寄せ付けない走りを披露していました。当初は全日本2歳優駿に登録していたものの除外され、朝日杯フューチュリティステークスへと乗り込んできました。ダート・芝、いずれの舞台でもG1を手にした馬といえば、クロフネやアグネスデジタルを思いださせますが、アジアエクスプレスは来年どこまで成長を遂げていくでしょうか。父ヘニーヒューズの日本適正ともども楽しみになってきました。勝利に導いたライアン・ムーア騎手は、ジャパンカップにつづいての勝利で、有馬記念はゴールドシップへの鞍上となります。オルフェーヴルには、人馬ともども侮れない存在になりそうです。

さて、本日16日、東京・ホテルニューオオタニで、有馬記念プレミアムレセプションパーティーを開催いたします。有馬記念を盛り上げる祭典として今年で4回目となります。出走馬の馬主や調教師・騎手をはじめ、素敵なゲストを多数お迎えし、また、楽しいイベントをご用意して開催いたします。会場へご来場の皆さま、どうぞ楽しいひとときをお過ごしください。

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